Cursor の使い方
AI搭載コードエディタ Cursor のエージェント機能と基本設定
Cursor(カーソル)は、AI機能を中心に設計されたコードエディタです。見た目や操作感は VS Code に近く、コード補完から、複数ファイルにまたがる修正を自律的に進める「Agent(エージェント)」まで、AIを使った開発を1つの画面で行えます。
始め方
- 公式サイトから Cursor をダウンロードしてインストールし、アカウントでログインします。
- 既存のプロジェクトのフォルダを開きます。
- 無料プランと有料プラン、チーム向けプランがあります。利用できるモデルや使用量はプランで異なるため、公式の料金ページで確認してください。
主な機能
Tab(コード補完)
入力中に次に書きそうなコードを提案し、Tab キーで確定します。
Agent
Cmd + I(Windows / Linux はCtrl + I)でエージェントパネルを開きます。- やりたいことを自然な文章で書いて送信します(例:「ログイン画面に入力チェックを追加して」)。
- Agent はコードベースを検索し、複数のファイルを編集し、ターミナルコマンドを実行し、エラーを直しながら作業します。
- 変更は差分ビューに表示されるので、不要な変更は却下できます。
コードを選択して Cmd + L(Ctrl + L)を押すと、その部分を Agent に渡せます。
モードの切り替え
Shift + Tab でモードを切り替えます。
- Agent:機能追加、リファクタリング、バグ修正(編集あり)
- Ask:コードや設計についての質問(読み取りのみ)
- Plan:複雑な作業の進め方を先に提案し、承認後に編集
- Debug:再現しにくい不具合を、実行時の情報を集めながら調べる
モードごとに文脈が分かれるので、新しい作業は新しいチャットで始めるのがおすすめです。
チェックポイント
過去のメッセージにカーソルを合わせて「Restore Checkpoint」を押すと、その時点以降のファイル変更を元に戻せます。思い切った変更を試すときの安全網になります。
ルール
プロジェクト・ユーザー・チーム単位のルールを設定でき、すべてのモードで毎回読み込まれます。プロジェクトのルールは .cursor/rules フォルダに置きます。「コメントは日本語で」「テストは必ず書く」など、チームの約束事を書いておくと便利です。
便利な使い方
- まず Ask モードで「この機能はどこで実装されている?」と聞いて全体像をつかみ、Plan モードで方針を確認してから Agent に任せる。
- ブラウザから cursor.com/agents でクラウド上のエージェントに作業を頼むこともできます。
- プルリクエストのレビューを自動化する Bugbot も提供されています。
日本語での使い心地と注意点
日本語で指示しても問題なく動き、説明も日本語で返せます。AIの変更は一見正しく見えても、仕様の取り違えやテスト不足が起こり得ます。差分は必ず読んでから受け入れ、重要な変更はテストを走らせて確認しましょう(AIエージェントの基本)。
セキュリティ・データの扱い
- Privacy Mode:オンにすると、コードが Cursor や AIモデル提供者の学習に使われないと案内されています。
Cmd + Shift + J(Ctrl + Shift + J)で設定を開き、「General」からオンにします。チームやEnterpriseでは既定でオンで、管理者が強制することもできます。 - AI機能を使うと、プロンプトとコードの一部がモデル提供者(OpenAI、Anthropic、Google など)に送信されます。会社のコードを扱う前に、社内規程と設定を確認しましょう。
- APIキーやパスワードをコードに直書きしないことも基本です。
関連:ターミナル型の Claude Code の始め方、エディタ拡張型の GitHub Copilot、外部ツール連携の MCP もあわせて参照してください。
参考リンク
編集: AI Play 編集部 最終更新: 2026-10-25