ElevenLabs の使い方
AI音声合成 ElevenLabs の読み上げ・声のクローン・吹き替えの基本
ElevenLabs(イレブンラボ)は、AIで自然な音声を作るサービスです。文章を読み上げる音声合成(Text to Speech)、自分の声を再現するボイスクローン、動画の多言語吹き替え(Dubbing)、長いナレーションを編集する Studio などを提供しています。日本語にも対応しています。
始め方
- elevenlabs.io でアカウントを作成します。
- 無料プランから試せ、有料プランでは生成できる文字数や使える機能が増えます。プランごとの機能(例:プロ品質のボイスクローン)は公式の料金ページで確認してください(2026年10月時点)。
基本の使い方(読み上げ)
- Text to Speech の画面を開きます。
- 読ませたい文章を入力します。
- ボイスライブラリから声を選び、モデルを選びます。最新の Eleven v4 は、表現力と対応言語が強化されたモデルとして案内されています。
- 必要に応じて安定性などの設定を調整し、生成します。気に入らない部分は文章を区切って作り直します。
公式FAQでは90以上の言語に対応し、日本語も含まれていますが、言語によって流暢さに差があると説明されています。
ボイスクローン
- インスタント(Instant Voice Cloning):約1分程度の音声から声を再現します。手軽に試せる反面、再現度は録音品質に左右されます。
- プロフェッショナル(Professional Voice Cloning):30分〜3時間程度の録音を使い、より高い再現度を目指す方法です。本人確認(認証)が必要です。
- どちらも、その声を複製する権利と同意を持っていることの確認が求められます。プロフェッショナルでは、本人の同意があっても他人の声はクローンできないと案内されています。
- 作った声は、読み上げ、Studio、吹き替え、API など他の機能でも使えます。
吹き替え(Dubbing)と Studio
- Dubbing:動画や音声を他の言語に翻訳し、元の話者に近い声で吹き替えます。日本語の動画を英語や中国語に展開したいときに便利です。
- Studio:長い原稿をナレーション化し、段落ごとに声や読み方を調整できる編集環境です。オーディオブックや研修動画のナレーションに向いています。
便利な使い方
- 社内研修動画のナレーションを、台本からそのまま作る。
- 自社のYouTube動画を多言語に吹き替えて海外向けに展開する。
- アプリやサービスに組み込む場合は、API を使って音声を生成する。
日本語での注意点
日本語は読み上げ可能ですが、漢字の読み間違い(固有名詞、地名、同じ漢字で読みが複数あるもの)が起こることがあります。読みを確実にしたい語はひらがなで書く、読点で区切るなどの工夫が有効です。完成音声は必ず最後まで聞いて確認しましょう。
著作権・セキュリティの注意
- 他人の声を本人の許可なく複製することは、権利侵害や詐欺(なりすまし電話など)につながる重大なリスクです。必ず本人の明確な同意を得てください(ディープフェイク)。
- 声優やタレントの声を使う場合は、契約で利用範囲(期間、媒体、AI利用の可否)を明確にしましょう。
- 生成した音声の商用利用条件は、契約プランと利用規約で確認してください。
関連:音楽の生成には Suno、動画の生成には Runway などがあります。
参考リンク
編集: AI Play 編集部 最終更新: 2026-10-25