Kling(可灵)の使い方
中国・快手の動画生成AI Kling で、音声付き動画やキャラ統一を行う方法
Kling(クリング、中国語名:可灵)は、中国の快手(Kuaishou)が提供する動画生成AIです。文章や画像から動画を作れるほか、最新の Kling VIDEO 3.0 系では音声付きの動画や、複数カット(マルチショット)の生成、キャラクターの見た目と声をそろえる機能などが案内されています。
始め方
- Kling AI の公式サイト(グローバル版は kling.ai。旧URLの app.klingai.com からは自動で転送されます)でアカウントを作成します。
- 生成には「クレジット」を使います。会員プランの種類や付与量は公式の会員ページで確認してください(2026年10月時点で変更される可能性があります)。公式のクレジット規約では、生成に失敗した場合はクレジットが返還されること、クレジットは払い戻しや譲渡ができないこと、透かし(ウォーターマーク)の除去などは上位会員向けの機能であることが示されています。
基本の使い方
テキストから動画
- 動画生成の画面でモデル(例:Kling VIDEO 3.0)を選びます。
- プロンプトに被写体、動き、カメラワーク、雰囲気を書きます。
- 長さや画面比率などを設定して生成します。
画像から動画
- 元になる画像をアップロードします。
- どう動かしたいかをプロンプトで指示して生成します。
公式の 3.0 Omni ガイドでは、参照画像は最大7枚、1枚あたり幅・高さ300px以上・10MB以下、jpg / jpeg / png 形式と案内されています。参照動画を使う場合は1本・3〜10秒程度・200MB以下などの条件があります(ガイドによって記載に差があるため、実際の画面の表示に従ってください)。
キャラクターをそろえる「Elements」
複数の動画で同じ人物やキャラクターを登場させたいときは「Element(エレメント)」を作ります。
- キャラクターの動画をアップロード・撮影するか、2〜4枚の参照画像から作成できます。
- キャラクターには声(音声)を結び付けられ、一度設定すれば毎回声の指定を書き直す必要はありません。
- 作った Element をプロンプトで呼び出すと、見た目や声の一貫性を保ちやすくなります。
便利な使い方
- 商品紹介の短尺動画:商品画像を画像から動画で動かし、マルチショットで使用シーンをつなぐ。
- キャラクター企画:Element でキャラを固定し、シリーズ動画を作る。
- まず短い尺・低い設定で方向性を確認し、良いものだけ本番設定で作り直してクレジットを節約する。
日本語での注意点
プロンプトは英語や中国語のほうが意図通りになりやすい場合があります。日本語で考えた内容を、被写体・動作・カメラ・光などの要素に分けて簡潔に書くと安定します。音声付き生成で日本語のセリフを使う場合は、発音や口の動きが不自然にならないか必ず確認しましょう。
著作権・セキュリティの注意
- 実在の人物の顔写真や声を本人の許可なく使うのは避けてください。肖像権や名誉の侵害、ディープフェイクとしての悪用につながります。
- 商用利用の可否は会員プランや利用規約によって異なる場合があります。公開・納品前に最新の規約を確認してください。
- 海外サービスにアップロードする素材は、社内規程や取引先との契約上問題がないか確認しましょう。データの扱いは公式のプライバシーポリシーで確認してください。
関連:ほかの動画生成AIとしては Runway などがあります。用途に応じて 画像生成AI と組み合わせるのも有効です。
参考リンク
編集: AI Play 編集部 最終更新: 2026-10-26