Suno の使い方
音楽生成AI Suno で曲を作る手順と、商用利用・権利の注意点
Suno(スーノ)は、文章で指示するだけで歌詞付きの楽曲を生成できる音楽生成AIです。ジャンルや雰囲気を書くだけで曲ができるほか、自分で書いた歌詞を使ったり、編集機能で曲を細かく作り込んだりできます。一方で、商用利用や権利の扱いはプランによって大きく異なるため、最初に理解しておくことが大切です。
始め方
- suno.com でアカウントを作成します。
- 無料プランと、有料の Pro / Premier プランがあります(2026年10月時点)。無料プランで作った曲は個人的・非商用の利用に限られます。料金や生成回数は公式の料金ページで確認してください。
曲を作る基本手順
- suno.com/create を開くか、左側のツールバーの「Create」アイコンを選びます。
- 曲のイメージを文章で入力します(例:「夏の夕暮れに合う爽やかなシティポップ、女性ボーカル」)。
- 生成された候補を聴き比べ、気に入ったものを保存します。
自分の歌詞を使う(Custom モード)
- Create 画面上部の選択肢から「Custom」を選びます。
- 歌詞を入力する欄が表示されるので、自作の歌詞を貼り付けます。
- 曲のスタイル(ジャンル、テンポ、楽器、ボーカルの雰囲気など)を指定して生成します。
公式ヘルプでは、入力した自作の歌詞の権利は、どのプランでもユーザー自身に残ると説明されています。
Studio(編集機能)
Studio は曲を細かく編集できる機能で、2026年10月時点では Studio 2.0 が Premier プラン向けに提供されています。左側パネルの Create アイコンの下にある Studio アイコンから開きます。
商用利用と権利(重要)
公式ヘルプの説明をまとめると次の通りです。
- 無料プラン:個人的・非商用の利用のみ。収益化はできませんが、Suno のリンクで共有はできます。無料プランで作った曲の所有権は Suno 側にあります。
- Pro / Premier プラン:契約中に作った曲には商用利用の権利が付与され、Spotify や Apple Music などへの配信も可能です。解約後もその権利は維持されます。
- さかのぼりはしない:有料プランに切り替えても、無料プラン時代に作った曲に商用権は原則として付きません。
- 著作権の保護は別問題:利用規約上の所有とは別に、人が歌詞や曲を書いていない「100% AI生成」の音楽は著作権保護の対象にならない可能性があると、Suno 自身が説明しています。国ごとの扱いは各国の著作権制度を確認する必要があります。
便利な使い方
- 動画やイベント用のBGM案を複数作り、方向性を決める材料にする。
- 自作の歌詞で、デモ音源を素早く作る。
- 社内イベントのテーマソングなど、非公開・非商用の楽しみ方から始める。
日本語での注意点
日本語の歌詞でも歌わせることができますが、イントネーションや言葉の切れ目が不自然になることがあります。歌詞をひらがなに開く、行の長さをそろえるなどで改善する場合があります。
著作権・セキュリティの注意
- 既存の曲の歌詞や、実在のアーティスト名をまねた生成は避けましょう。権利侵害やトラブルの原因になります(生成AIと著作権)。
- 広告やクライアント案件で使う場合は、有料プランで作ったか、規約上の条件を満たしているかを必ず確認してください。
関連:音声のナレーションには ElevenLabs などがあります。
関連:AI生成物の権利は 生成AIと著作権、動画と組み合わせるなら Runway を参照してください。
参考リンク
編集: AI Play 編集部 最終更新: 2026-10-25