商品紹介の短尺動画をAIでつくる手順
台本→素材→AI補完→編集の順で、縦型の商品紹介動画を作る手順
TikTok、Instagram リール、YouTube ショートなどの縦型短尺動画は、AIで台本と一部の映像素材を作り、実物の商品撮影と組み合わせるのが実用的です。動画生成AIだけで商品を描くと、形や色が実物と違ってしまうことがあるためです。
目的
- 15〜60秒程度の商品紹介動画を、少人数で継続的に作る
- 冒頭で注目を集め、商品の魅力を短く伝える構成を素早く作る
- 撮影しにくいイメージカット(背景、雰囲気映像)をAIで補う
準備するもの
- 商品の実物写真・動画(できればスマホで縦向きに撮影したもの)
- 商品の特徴、ターゲット、言ってはいけない表現のリスト
- ツールの例:台本は汎用チャットAI、映像の補完は Gemini アプリの動画生成や Runway などの動画生成AI、編集は普段使いの動画編集アプリ
- BGM・効果音(利用許諾を確認できるもの)
手順
- 台本を作る:冒頭3秒のフック、商品の見せ場、使用シーン、行動の呼びかけ(CTA)の順に、秒数付きで書かせます。
- カット表に分解する:各カットを「実写で撮る」「AIで生成」「テキストだけ」に分けます。商品そのものは実写が基本です。
- 実写を撮る:明るい場所で、手元・使用感・質感がわかるカットを撮ります。
- AIで補完カットを作る:雰囲気の背景や、抽象的なイメージ映像を生成します。Gemini アプリで生成した動画には、Google のAI生成物であることを示す不可視の透かし(SynthID)が入ると公式に案内されています。
- 編集する:テロップ(字幕)を入れ、音なしでも内容がわかるようにします。
- 確認・公開:表現、権利、AI生成の開示を確認して投稿します。
プロンプト例
台本:
縦型30秒の商品紹介動画の台本を作ってください。 商品:持ち運べる折りたたみ式のスマホスタンド ターゲット:在宅ワークの多い20〜40代 構成:0-3秒 フック/3-15秒 特徴3つ/15-25秒 使用シーン/25-30秒 CTA 各カットに「映像」「テロップ」「ナレーション」を書き、表で出力。 効果を誇張する表現は使わない。
映像生成:
縦長9:16、5秒。朝日の差し込む木目のデスク、カメラがゆっくり右へ移動、 やわらかい自然光、人物なし、文字なし。
うまくいかない時
- 映像が不自然:動きの少ないカット(ゆっくりしたカメラ移動、静物)にすると破綻しにくくなります。
- 商品が実物と違う:商品はAIで生成せず、実写を使います。
- 冒頭で離脱される:フックを5案出させ、テストして比べます。
- 尺が合わない:ナレーション文字数の目安を指定し、読み上げて確認します。
注意点
- AI生成の開示:YouTube では、リアルに見える合成・改変コンテンツの投稿時に開示が求められます。TikTok など他のSNSにもAI生成コンテンツのルールがあるので確認しましょう。
- 広告表示:実物と異なる映像で商品を見せない、効果を断定しない。依頼を受けた投稿は広告であることを明示します(ステマ規制)。
- 著作権・肖像権:他人の映像、音楽、実在人物に似せた映像を使わないでください(生成AIと著作権)。
- 関連:動画生成AI、ナレーション、プロンプト
参考リンク
編集: AI Play 編集部 最終更新: 2026-10-25