SNS投稿の企画と量産をAIで行う手順
投稿の軸を決め、カレンダー化と下書き量産、確認までを回す手順
SNS運用では「毎週何を投稿するか」を考え続けるのが一番の負担です。AIに企画出しと下書きを任せ、人は方針決め・事実確認・最終判断に集中すると、無理なく継続できます。ここでは X、Instagram、TikTok などに共通する流れを紹介します。
目的
- 投稿ネタ切れを防ぎ、1か月分の投稿カレンダーを作る
- 1つの企画から、媒体ごとの文面(長文・短文・動画台本)を展開する
- ブランドのトーンをそろえる
準備するもの
- アカウントの方針:誰に、何を届けるか、目指す印象、NG表現
- 過去の投稿と反応のデータ(よかった投稿・悪かった投稿)
- 汎用チャットAI、画像が必要なら画像生成ツール(バナー・サムネイル画像参照)
- 投稿の管理表(スプレッドシートなど)
手順
- 軸(柱)を決める:例「ノウハウ」「事例」「舞台裏」「お知らせ」など3〜5本の柱と比率を決めます。
- ネタを大量に出させる:柱ごとに20案ずつ出させ、人が選びます。
- カレンダー化:日付、柱、テーマ、媒体、担当を表にまとめます。
- 下書きを作る:1テーマから「Xの短文」「Instagramのキャプション」「縦型動画の30秒台本」を展開させます。
- 人が確認・修正する:事実、数字、表現(誇大・差別的・誤解を招く表現)をチェックします。
- 投稿と振り返り:反応のデータを月1回AIに渡し、「伸びた投稿の共通点」と次月の改善案を出させます。
プロンプト例
あなたは美容ブランドのSNS担当です。 ターゲット:日本の20〜30代、敏感肌に悩む人 トーン:やさしく、専門的すぎない。絵文字は1投稿2個まで NG:「治る」「絶対」など効果を断定する表現 柱「スキンケアの基礎知識」で、Instagram投稿の企画を20案。 各案に「1行タイトル/伝えたいこと/画像の案」を付けて表で。
展開の例:「案5を、Xの投稿(140字以内)とTikTokの30秒台本(冒頭3秒のフック付き)にしてください」
うまくいかない時
- ありきたりな案しか出ない:自社ならではの素材(社員の声、顧客の質問、裏話)を入力し、「これを使って」と頼みます。
- トーンがぶれる:よかった過去投稿を3つ例として渡し、文体ガイドを作らせて毎回添えます。
- 同じ案が重複する:既存の投稿一覧を渡し、「これと重ならない案を」と指示します。
注意点
- ステマ規制:2023年10月1日から、広告であることを隠す表示(ステルスマーケティング)は景品表示法で規制されています。インフルエンサーへの依頼投稿などは広告であることを明示してください。
- AI生成の表示:YouTube では、実在の人物や出来事に見えるリアルな合成コンテンツを投稿する際に開示が求められます。各SNSのルールを確認しましょう。
- 著作権・肖像権:他人の画像、音楽、キャラクターを無断で使わないこと(生成AIと著作権)。
- 確認作業:数字や効果の主張は根拠を確認し、薬機法など業界の広告規制にも注意します(ハルシネーション)。
- 関連:プロンプト
参考リンク
- 令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります(消費者庁)
- Disclosing use of altered or synthetic content(YouTube ヘルプ)
編集: AI Play 編集部 最終更新: 2026-10-25