学習・資格勉強にAIを使う手順
教材をもとに要点整理・問題演習・解説をAIに頼み、理解を深める手順
生成AIは、24時間質問できる家庭教師のように使えます。教材の要点整理、練習問題の作成、間違えた理由の解説など、学習の多くの場面で役立ちます。ただし、AIの説明が間違っていることもあるため、公式の教材や問題集を軸にするのが前提です。
目的
- 理解できない箇所を、自分のレベルに合わせて説明してもらう
- 教材から練習問題を作り、アウトプット中心の学習にする
- 学習計画を立て、継続しやすくする
準備するもの
- 公式テキスト、講義資料、自分のノート(利用規約の範囲で)
- 試験の範囲・日程・出題形式の情報(公式サイトで確認したもの)
- ツールの例:資料を登録して質問・問題作成ができる NotebookLM、汎用チャットAI(ChatGPT、Claude、Gemini)
- 学習記録(スプレッドシートやノートアプリ)
手順
- 学習計画を立てる:試験日、1日に使える時間、苦手分野を伝え、週単位の計画を作らせます。
- 教材を登録する:自分のノートや、利用が許されている資料を登録します。NotebookLM は登録したソースに基づいて回答し、引用を示すため、教材から外れた説明になりにくい使い方ができます。
- わからない所を質問する:「中学生にもわかるように」「具体例を3つ」など、理解度に合わせて頼みます。
- 練習問題を作らせる:選択式、記述式、穴埋めなど試験形式に合わせて作らせ、解いてから答え合わせをします。
- 間違いを分析する:自分の答えと考え方を書いて、「どこで考え違いをしたか」を指摘してもらいます。
- 公式教材で確認する:AIの解説が正しいか、教科書や公式問題集で確かめます。
- 復習サイクルを回す:間違えた問題を記録し、数日後に同じ論点の問題を再度作らせます。
プロンプト例
私は簿記2級を3か月後に受験します。平日は1日1時間、週末は3時間勉強できます。 苦手:連結会計 1. 試験日までの週ごとの学習計画を表で 2. 今週の内容から理解度チェック問題を5問(選択式、解答は最後にまとめて) 私が答えたら、間違えた理由と、関連して覚えるべき論点を教えてください。 答えをすぐには教えず、ヒントから出してください。
理解の確認:「今の説明を、私が自分の言葉でまとめるので、間違いがあれば指摘してください」
うまくいかない時
- 説明が難しい:「前提知識ゼロとして」「たとえ話で」と頼みます。
- AIの答えが教科書と違う:教科書が優先です。法改正や制度変更で古い情報が混ざることもあるため、改正の有無を公式情報で確認します。
- 答えを見て分かった気になる:「答えを言わずに質問で導いて」と頼み、自分で考える時間を作ります。
- 問題の質が低い:過去問の形式(自分で解いた問題)を例として渡し、同じ難易度で作らせます。
注意点
- 著作権:市販の問題集や有料講座の内容を丸ごと入力したり、AIで作った問題集として配布・販売したりしないでください。自分の学習の範囲にとどめます(生成AIと著作権)。
- 試験のルール:試験中のAI利用は当然禁止です。オンライン講座の課題やレポートも、AI利用のルールを確認します。
- 確認作業:AIの解説や作った問題の正答には誤りがあり得ます(ハルシネーション)。数字・条文・年号は必ず公式教材で確認します。
- 関連:NotebookLM、プロンプト、個人の情報整理
参考リンク
- Learn about Gemini Notebook / NotebookLM(Google ヘルプ)
- Add or discover new sources for your notebook(Google ヘルプ)
編集: AI Play 編集部 最終更新: 2026-10-25