動画生成AIの比較:主要サービスの特徴と選び方
Veo・Runway・Luma・Klingなどを機能と提供形態で整理
動画生成AIは、テキストや画像から数秒〜十数秒程度の映像を作るツールとして急速に広がっています。モデルの更新が非常に速い分野なので、ここでは公式サイトで確認できる特徴と、選ぶときの観点を中心に紹介します(2026年10月時点)。
主なサービス
Google Veo
Google DeepMindの動画生成モデルです。公式ページでは、最新のVeo 3.1は効果音・環境音・会話などの音声を映像と同時に生成できるとされています。主な機能として、参照画像からの生成、シーンの延長、最初と最後のフレームを指定した生成、カメラや動きの制御、1080p・4Kでの出力が挙げられています。生成動画には電子透かし「SynthID」が付きます。Geminiアプリ、Google Flow、Google AI Studio、Gemini APIなどから利用できると案内されています。
Runway
映像クリエイター向けの総合プラットフォームで、動画・画像・音声の生成と編集を一つのワークスペースで行えると説明されています。動画生成モデル「Gen-4.5」のほか、開発者向けのAPI、広告動画を作る機能も公式サイトで案内されています。
Luma AI
動画モデル「Ray」シリーズを提供しています。公式サイトでは、フレーム単位の制御やカット間の連続性を特徴として挙げ、モデルとAPIの両方で提供しています。
Kling AI
動画生成とイメージ・トゥ・ビデオ(画像から動画)の機能を提供するサービスで、公式サイトでは動画モデルと画像モデルの複数のバージョンが案内されています。
このほか、チャットAIや画像生成サービスの中に動画生成機能が加わる例も増えています。サービスの提供状況や対応地域は変わることがあるため、利用前に公式情報を確認してください。
選ぶときの観点
- 入力の種類:テキストのみか、画像・動画を参照できるか
- 一貫性:同じ人物や商品を複数カットで同じ見た目に保てるか
- 音声:音声を同時に生成できるか、後から付けるか
- 尺と解像度:1回の生成で作れる長さ、出力解像度
- 商用利用の条件:プランごとの規約、クレジット表記の要否
- 来歴情報:電子透かしやメタデータの有無
- 料金体系:多くはクレジット(生成回数)制。料金は公式ページで確認する
実務での使い方のコツ
- 最初から完成品を狙わず、絵コンテ(ストーリーボード)を作ってカットごとに生成する
- 商品やロゴは、参照画像機能を使っても細部が崩れやすいので、必ず目視で確認する
- 生成した素材は編集ソフトでつなぎ、テロップや音楽は別途整える
注意点
- 実在の人物の顔や声を本人の許可なく再現しない
- 実写と誤解される映像をSNSに投稿するときは、媒体のルールに沿ってAI生成であることを開示する(AIクリエイターのSNS発信のコツ)
- 広告に使う場合は、ステマ規制や不当表示に注意する(AIで作った広告・PRの表示)
- 著作権の考え方は生成AIと著作権を参照
画像生成の比較は画像生成AIの比較にまとめています。
参考リンク
編集: AI Play 編集部 最終更新: 2026-10-25